商品名には「七転び八起き」から困難があろうともそれに負けず、また勇気を奮い起こす意味でエールを贈る言葉「八起」と、
贈る人にも貰う人にもこれから沢山の幸せがあるよう「萬寿」と願いを込めました。
八起萬寿が忠治茶屋と皆様のこれまでとこれからを繋いでくれることを願って。
パッケージには群馬県伊勢崎市のかつての名産品であった「伊勢崎銘仙」という織物の柄を使用し、帯びも着物の帯びをイメージし、使用した柄の名前を「玉てばこ」「花道」とし、贈る相手やシーンなどで選んで頂ける様2種類の柄を用意しました。
昔から粉食文化が根付いている群馬県で約150年前から食べられている、餡子が入っていいない素まんじゅうに甘じょっぱい味噌ダレを塗って食べる群馬名物。当店の焼まんじゅうはこだわりの当店専用の小麦粉と味噌を使っており、他では真似できない味わいになっております。
以前から忠治茶屋のお客様から「もっと素敵な装いの商品があると嬉しい」とお声を頂いており、贈り物として選んで頂きやすくなる事で、焼まんじゅうを食べる習慣が無い方や焼まんじゅう屋が近くに無い方に焼まんじゅうとの距離を縮める事が出来るのではないかと思い、ギフトボックスを作る事になりました。
ギフトボックスのパッケージに合う素敵な柄を探している中、忠治茶屋の所在地である伊勢崎市にある文化の1つ伊勢崎銘仙に興味を持ちました。そこで伊勢崎銘仙の振興に携わる株式会社Ayの村上様とお話をさせて頂く機会があり、その中で「文化を次世代へ繋いでいきたい」という想いが、Ayと忠治茶屋で重なることから、今回のコラボレーションが実現し、企画から10カ月間試行錯誤を重ね完成に至りました。
「文化を織りなおす」をミッションに、伊勢崎銘仙 着物をアップサイクルした衣服や雑貨、銘仙柄を取り入れた商品を開発し新たな魅力を提案。地元の文化発信に携わる事業を幅広く展開している。
群馬で昔から食べられている焼まんじゅうを伝えてきた歴史と今、変わらない美味しさを将来へと繋いでいく「花道」。人の人生もまた花道。そんな想いが込められています。
「花道」とは一般的に歌舞伎の舞台に観客席を貫いて設けた俳優が出入りする通路のことです。「花道を飾る」とは、花道で一際目立つ所作を務めることが由来であります。
この「花道」は、贈り手、もらい手、一人ひとりの人生を表すとともに、穏やかに、豊かな伊勢崎の地を歩いているような柄です。
「玉てばこ」は、焼まんじゅうを通して、大切な人と集い宝物のような時間を過ごしてほしいという想いを込めた柄です。集い、食卓を囲み、語り合う。大切な人たちと楽しいひとときを過ごすことが、何よりの幸せ。そして、人と人との交わりが日常に元気と豊かさをくれ、人生を彩り豊かなものにしてくれます。
季節のイベント、家族の集まり、孫が遊びに来るときも。焼まんじゅうは、人が集まり楽しい時間を過ごすときの立役者として、群馬県にはなじみ深い存在です。 人と集まることが難しくなったこの3年間のコロナ渦を経て、集うことがどれほどのパワーを生むかわかりました。 友人や家族と焼まんじゅうを囲み楽しくおしゃべりするひととき、また県外の友人へのお土産にもぴったりです。懐かしさと新しさが交わる焼きまんじゅうは、特別な時間をもたらします。
「玉てばこ」という名前は大切なものをしまう玉手箱から着想を得ており、ビタミンカラーと可愛らしい丸いフォルムが特徴です。
昔の銘仙の柄でありながらも、現代でも可愛いと感じるドット(玉)の絵柄が昔から現代への玉手箱の様で食べ終わった後も思わず大切な物を入れたくなるような可愛い柄とともに、贈り手から受け手への大切な思いを込めています。